学習に王道はありませんが、ビジネス資格の取得には王道があると考えております。 例えば、出題者の意図を汲み取り、意図に合わせて回答を組み立てたりするなどです。 私は資格を2ケタ取得しましたが、幾つかは王道のお陰です。 王道のお陰で、資格を取得し、その結果、一時金がもらえたり、会社での評価が高くなり、 優先的に教育を受講できたり、案件選択の場面で自分の声が通りやすくなったことを記憶しています。 確かに王道(定石、成功法)という方法論の選択は間違えではありませんが、 私は、本質を以下のようにとらえております。それは、王道という正攻法に沿って学んだお陰で、情報が取捨選択され、余計な情報に見向きもせず、余計なことを考えなかった、実施しなかったことが良かったのだということです。つまり、正攻法のお陰で、効率的に学習ができたのだと、考えているのです。目の前には、多くの情報が氾濫しています。そして、その氾濫した情報からの選択は、個々人に委ねられているのです。具体的なこと細かいことは、とっつき安いからか、集中できるようですが、それは、木を見て森を見ていないのが現状です。王道を選択したお陰で、森も見て木も見ることができたと考えているのです。